今、企業の競争力回復に求められるもの (セイコーエプソン株式会社・会長・安川英明氏)
A・エプソンの経営姿勢
(1)チャレンジ精神 ・高い目標に挑戦し、スピードを持ってやり遂げる
(2)独創性の追及 ・ 独自性のある強い技術の開発と 育成 ・世の中にないモノを自ら の手で生みだす ・他社に真似できない商品を一歩先駆けて創出
(3)総合力の発揮・組織、 事業、会社の壁を越えてスクラムを組み、グループ一丸となって取組みやり遂げる
B・企業の競争力回復に求められるもの
・EPSONの経営にみる4つのポイント
(1)独創性の追及
(2)時代・社会環境に即した経営課題の早期解決 ・総合力の発揮 ・人材の育成
(3)スピード
C・変化を先取りする先見性
・「三現主義」常に製造現場に足を運んで状況を把握しておくこと・販売の現場を回り、顧客のリーダとのコミュニケ ーションが大切
・「問題意識」常に問題意識を持って話をきくこと、自分では見つからない、いいヒントが必ずある
D・EPSONのS&A Start together &Achieve together 管理者が強いリーダーシップを発揮し、グループの総合力を結集あえて、「スクラムを組み、素早く対応する」(S)「ことにより、「やりとげる」(A) (S:Start ・Scrum・ Scramble・ Speed A:Achive)
F・聡 明 活 動 (聡明の由来は、沢庵和尚の禅問答「聡明とはひとの話を聴くこと」から)
Face to face 上下・左右の双方向コミュニケーション、情報交換の共有化(三現主義・Fact-findingの伝統) 経営への参加意識を持ち、能動的・積極的な活動を展開、判断ミスが起きにくい(謙虚で合理的マネイジメント)
(中部経済同友会・夏季セミナーからの抜粋)
|Posted 2006.8.5|