沖縄県民の真実を伝えたい (我那覇真子 がなは・まさこ)
がなは・まさこ・平成元年沖縄県生まれ。平成24年(2012年)早稲田大学卒業。
2015年4月「琉球新聞・沖縄タイムスを正す会」(通称「正す会」)を設立・代表就任。
沖縄メデアの偏向報道に傓されて、近年盛り上がりを見せているのが”沖縄独立運動”です。沖縄はもともと琉球国だったのだから、本来・日本ではないという主張ですが、その根底にも【明治時代に武力によって琉球処分を行い、琉球国をつぶし悪党であり、沖縄は被害者である】という左翼勢力が創りあげてきた嘘があります。 また、左翼勢力は沖縄での基地反対運動の行き詰まりから闘争のテーマを沖縄独立シフトしているとも言われています。(辺野古には既に地元の要請で誘致された「キャンプ・シュワブ」という「米海兵隊の基地」があり、その一角を埋め立て、普天間飛行場を移設する計画)
これは明らかに本土と沖縄を分断し、尖閣を虎視眈々と狙っている中国を利する左翼勢力の新たな戦略であり、私たちとしても正しい情報を発信し、早期に運動の芽を潰さなくてはなりません。とはいえ、沖縄は歴史的にしても文化的にしても、ルーツは本土・日本にあることは明らかですし大多数の沖縄県人も当たり前のように日本人であると思っています。
そうでなければ、先の沖縄戦において祖国日本の防衛のために、多くの犠牲を払いつつも、あれほど勇敢に戦うことはなかったでしょう。私の親類も沖縄戦において、ひめゆりの学徒隊員の一員として17歳の若さで戦死しました。
沖縄のみならず、日本人全体が自分は何者なのかという確固とした生きる基軸、アイデンティティを失いつつあるようにも感じます。そこが定まれば偏向報道(琉球新聞・沖縄タイムズ)に惑わされることもないはずです。 自分のことよりも、国や大事な人たちの幸せのためにつくすという日本人が何千年と受け継いできた美徳や精神性・・・。それらを私たち沖縄の人たちも受け継いできたのであり、沖縄を左翼勢力や中国からの脅威から守り、次の世代に繋いでいこうという声なき多くの人たちが沖縄にいるのだということは、ぜひ本土の人たちには知ってもらいたい。
その真実を伝えるためにも、偏向報道に屈することなく、私はこれからも「正す会」(の活動に全力を傾けていきたい。 (致知・2016年3月号の一部から転載)
|Posted 2016.3.8|