ニッポン人には日本が足りない
「どちらまでお出かけですか」 山あいの温泉街に、ひときは明るく響く若女将の声が聞こえてきます。カルフォニア生まれのジニーさんは10年前、山形県銀山温泉にの老舗旅館に嫁いできました。{日本の習慣になれるのは大変でした。でも、なるほどと思うこともたくさんありました。たとえば、お客様をの脱いだ履物を揃えることとか、襖をしめる時の作法とか。」
「近所で歩いていると、どちらまで?と、みんなに 尋ねられます。最初は変な感じがしたけれど、そうやって声をかけてもらうことで、回りに早く溶け込めました。いまでは私の方から”どちらまで?”と挨拶をしています。」誰もが何気なくミニつけていたはずのおもいやりや心配り。伝えなければならない『日本』を忘れかけているのは、むしろ日本に生まれ育った私たち自身なのかもしれません。
” まず日本人が、日本を知ること。それが国際交流の第一歩です ”
このホームページの管理者の発言 ” 日本人は日本の歴史と、地理と文化を勉強することが大切な気がする”
AC公共広告機構・2003-05-08日本経済新聞から
|Posted 2006.8.5|